本日入ってきたスクープ記事のネットニュースです。
魚民 笑笑 白木屋などで知られる「モンテローザ」(本社:東京)が大量閉店しているということですが真相はどうなのでしょうか?
「魚民」モンテローザが進める大量閉店の真相
スクープ!人手不足を理由に100店超を閉店
引用:東洋経済オンライン
閉店数は2006年から2007年で100店舗ほどだそうです。
2000店舗のうちの100店舗ですから比率でいうと約5パーセントほどですね。
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記事では閉店の理由は「人手不足」だということですが果たしてそれだけでしょうか?
居酒屋をメインに事業をしているモンテローザですが1998年の段階では居酒屋業界では首位に立っていた同社。
東京・大阪・名古屋など都心部では1つのビルに複数の異なるブランド店舗(例えば魚民 笑笑など)が入居し、営業をしているのも見かけました。
薄利多売で昔は通用していた(クーポンもネットでの配布など)のでしょうけれど、現在は日本の人口は減少の一方ですし、少子高齢化や若者のお酒離れなども影響しているのでしょうか?
昔は新年会や入社・退社時期など(歓送迎会)居酒屋で会社の同僚や上司との飲み会も多かったですが最近の若者は敬遠しているのも理由かもしれません。
この頃では夜の街に人が少ないような気もしますし、外でお酒を飲む機会も全体的に減っているのでは。
人手不足だけではなく「売上げの減少」という閉店理由は否定できないとおもいます。
このごろは安い価格で飲み放題のサービスもありますがそれだけでの集客は限界があります。
売上げも景気のいい時は右肩あがりだとはおもいますがいつまでも上昇していくことはなかなか難しいですね。
人手不足という理由も現在は必ずあるでしょう。
アルバイト中心で運営しているはずですが、居酒屋など外食産業のアルバイトは労働時間が長い、薄給、きついイメージが定着していますよね。
業績不振の理由としては居酒屋としての魅力はどうでしょう?
店舗数は業界では首位だとしても1店舗1店舗、特色がないのでは?
その店舗でしか食べれない料理があったり、地元の特産を使った料理などを提供すべきかも?
例えば餃子の王将などは店舗ごとにオリジナルメニューがあったりします。
私の考えでは・・・
「東京では築地市場の材料を使っている」
「名古屋では味噌カツの定食がある」
「大阪では本場の串カツやお好み焼き、たこ焼きが食べれる」
とか特色を出したほうが、「このお店に行きたい」という消費者心理がはたらき、来店者の増大に繋がるのはないかと考えます。
チェーン店ってどこも同じ味で料理メニューも同じなら面白みにかけるのは?
アルバイトは学生さんが中心だと思いますので「まかない食べ放題」とか給料を時給+店舗売上げに対する歩合給をつけたりしてモチベーションがあがるスキームが必要かも。
薄利多売→利益が少ない→給料も薄給→従業員が辞める
といったスパイラルに入りがちですね。
Yahoo!ニュースのコメントには実際に働いたことがあるという人のコメントや評判も記載されておりました。
今後のモンテローザ(魚民 笑笑 白木屋)に期待したいと思います。